■顔寄せ・・・・・2005.08.27.
都内某所で全キャストと演出の山口あきら氏、音響の野村 巧氏が初顔合わせ!
和やかな雰囲気の中、自己紹介と、主宰から劇団の紹介、作品についての話があり、演出の山口氏から演出に当っての意気込みが話されました。

主宰の川野は、やや緊張の面持ちでした(笑)

■劇場・・・・・2005.10.01.
チラシに載せる地図作製の為に、川野と一緒に劇場まで行って来ました。
私は初めてだったのですが、言われなきゃちょっと分からないですね(^^;
≪結城屋酒店≫の左にあるポストに≪スタジオ アキラ≫の文字が・・・
その先にある階段を降りると劇場です。

中野坂上も今は高層ビルがそびえ、その直ぐ裏手にある、ちょっと異空間を漂わせる雰囲気が良いですね〜

さて、本番当日はどうやって劇場が分かるような目印を置こうか・・・

■チラシ入稿!!・・・・・2005.10.10.
18日の稽古初日に出演者にチラシを渡したい!という事で今日無事入稿を終えました!!私自身データ入稿が初めてで、ミスが無いか?ものすご〜く心配です;;
Tama-changから届いたイラストがとても素敵で、文字を載せるのがもったいないです♪急遽裏面にラフ画も使わせてもらう事になり、なかなか面白いチラシが出来そうで、仕上がりが楽しみです。

それにしても、ここ数日久しぶりに徹夜じみた事をしました(^^; 夜中の方が集中出来るんですよね〜

■稽古開始!・・・・・2005.10.18.
チラシも無事完成し、いよいよ「ポプコーンの降る街」の稽古が始まりました!
読み合わせの前にチケットの取り扱いを中心に制作的な事を話しました。キャパが少ない為、お客様の数を出来るだけ把握しなければならないので、当初「期間中有効券」だったチケットも「日時指定」に変更しました。
山口さんの「劇場に入ったら棒グラフを作ると良いよ」。この言葉に、全員が『1人1人のチケット販売状況を比べる為?!』と、ものすご〜く『ドキッ!』とした様で、一瞬「し〜〜〜ん・・・」としました(笑) 山口さんが言ったのは『何日何時の公演に空きが有るかを分かり易くする為』でした。全公演満員になってくれると良いなぁ・・・
後半は1場・2場の本読み。1場を読み終えて山口さんから、イメージしていたトーンと随分違うと言われて、それぞれの役者にそれぞれのキャラクターに合ったトーンを引き出していました。牧口さんは流石にベテランだけあって、1つ1つの言葉に重みが感じられました。

11月13日(日)の「素の会」公演で川野と宮田さんが、み群杏子さんの短編集から5作品を朗読する事になり、その本読みも行われました。
まさか今日「素の会」の稽古をやると川野は思っていなかったらしく、かなり慌てふためいてました(笑)

■チケット発売開始!・・・・・2005.10.25.
チケットぴあでの一般発売が始まりました!
一般のお客様にも是非「劇団大樹」の芝居を見てもらいたいですね。

@ぴあ 「ポプコーンの降る街」 公演詳細

■スタジオ アキラ!・・・・・2005.11.08.
スタジオアキラでの稽古に、初めて行って来ました。18時開始でしたが、私は19時頃到着し、その時スタジオの中は和やかな雰囲気でした。ちゃんと本読みを始めたのは20時になってからで、それまで外国語の言葉の違いなどで話が盛り上がっていて(私が到着した頃には始まっていた)、アイスコーヒーをフランス語では?ラテン語では?何処の国ではこんな音になるとか・・・どんどん奥が深くなって来て面白かったです(笑)
1場の本読みが始まり登場のシーンから何度も返され、山口さんのダメ出しが1つ1つ的を射ていて、少しずつ探偵と娘の絡みが面白くなって来ました。女が登場するシーンでは、山口さんの言葉で桜澤さんのリアクションにどんどん迫力が出、気持ちが入っていくのが分かります。そして2場に入り老人が登場すると、1場のテンポから一転して柔らかな空気が流れました。牧口さんの言葉が自然と心に響いて来ます。この空気を実際の舞台で感じるのが、とても楽しみです。

■素の会 公演!
1日だけの「素の会」公演は大勢のお客様で座席は一杯でした。
2人が朗読した『微熱の箱』は作品自体彼らにとても合っているなぁと言うのが一番の感想です。宮田さんの若さと川野の青臭さ(笑)が非常に出ていて面白かったです。
客席は近いし、朗読するのも久し振りだった川野は非常に緊張した様子でした。

『笑われた子』を朗読された松本潤子さんは、声にとても迫力があって良かったです。『江戸職人綺譚』を朗読された杉浦悦子さんは、朗読と言えど、とても表情があって、お話自体もそうですが、とても感動しました。

こういう舞台を見ると、あぁ〜私も参加したいなぁ〜と思います。

■スタジオでの稽古・・・・・2005.12.07.
12月1日から劇場に入っての稽古が始まりました。今日初めてその稽古を見て来ました。
こういう環境で稽古出来るって良いですよね〜 気持ちの入り方も違うと思います。
しばらく稽古場に行ってなかったので、立稽古も初めて見たのですが、良い雰囲気ですね。4場と6場の一部の稽古しか見ていませんが、牧口さんが芝居で笑わせてくれるので、緊張感を和らげてくれます。

公演まであと1週間!皆さん頑張って下さい。

■難しい・・・・・2005.12.09.
この日の通し稽古は、全員が自分だけの芝居になってしまい、噛み合わない気持ち悪さに皆悪戦苦闘していた様です。結局最後までどうにもならなかったのですが、山口さん曰く「本番を迎える前で良かった!」 1度経験しておくと、対処も出来ますよね。この日川野は本当に辛そうでした・・・

■誕生日!・・・・・2005.12.10.
川野と凛さんが今日お誕生日でした!しかも昨日は純さんも誕生日だったので、1度に3人分の「Happy Birthday」を歌いました!
山口さんは手際が良く、私がケーキを用意するとすかさず音楽を入れてくれ、2人がローソクの火を消した後チャッチャとケーキを切って配ってくれました。
劇場で誕生日を迎えるって良いですね(^^)

今日の通し稽古では照明が入っていたので、かなり雰囲気が出て来ました。
いつもタイミングが悪くて見れなかった「男」のシーンを、やっと今日見る事が出来て良かったです。このシーンもなかなか面白いですよ!

■いよいよ明日!!・・・・・2005.12.13.
稽古最終日となりました。いよいよ明日から本番です!
舞台セット、音響、照明、役者、そしてお客様。全てが揃う初日に向けて、思いを1つに皆が頑張っています。素晴らしいキャストと素晴らしいスタッフが集まった今回のお芝居が、お客様の心に残る事を期待して私も受付頑張ります!

■初日!!・・・・・2005.12.14.
10周年という事でお祝いのお花も沢山届き、受付周りも華やかになりました♪

今日は朝からずっとバタバタしていて、ゲネプロも出来ずに公演初日を迎える事になってしまいました(^^A: 舞台セットの色塗りも前日から今日にかけての作業になり、スタッフの方々もかなり大変だった様です。役者達もあっという間に初日が終わってしまったという感じだったそうです。

公演後は初日打ち上げ!山口さんの生徒さん達が大勢残ってくれて大賑わいでした。でも打ち上げの準備が遅れて申し訳なかったデス(T-T) 1Fが酒屋さんなのに、公演が終わった頃にはお店が閉まってました・・・

■公演2日目!!・・・・・2005.12.15.
この日、何と作者のみ群杏子さんがわざわざ大阪から駆け付けてくれました!
年下の私が言うのも何ですが、とても可愛らしい方で、『微熱の箱』のイメージにとても合うと言った印象でした。
み群さんがいらしたという事で、公演後は歓迎会でした!公演を観ていただいた後、非常に喜ばしい感想を頂きました!主宰者として川野は本当に嬉しかったと思います。

芝居自体は、昨日バタバタして公演の実感がなかったせいか、今日の出来は皆良かったという事でした。

■公演3日目!!・・・・・2005.12.16.
お陰様で今日ののマチネ公演が満席!皆様ありがとうございました!!
金曜日の昼が意外とお客が入るという事で金曜日を2回公演にしたのですが、まさか7回公演の内1番予約が多い公演になるとは思ってもいませんでした。
開場前から劇場の前にお客様がいらっしゃって、開場と共に階段には列を成していてビックリ!? お客様には感謝の気持ちで一杯です!

■公演4日目!!・・・・・2005.12.17.
私は連日受付をしていて、今日の夜公演をやっと見る事が出来ました。何回か稽古は見ていたのですが、公演直前の稽古での舞台のイメージから一転して、本番はものすごく良くなっていてビックリしました。見ていて素直に面白いと感じました。それぞれの役同士のコミュニケーションが上手く取れていて、川野も芝居の間やテンポが良かったです。

マチネとソワレの合間に舞台写真を撮りました。出演者の写真を撮り終えた後、スタッフを入れて撮ったのですが、演出・舞監・音響の御三方が、ひっじょ〜に可笑しかったです。下手の窓の向こうに青い照明で亡霊の様にバッチリ映っていました(笑)

■千秋楽!!・・・・・2005.12.18.
14日に初日が来て、あっという間に千秋楽を迎えてしまいました。今回は素晴らしい役者、素晴らしいスタッフの方々と『ポプコーンの降る街』を作れて本当に良かったです。

打ち上げでは皆さん良い顔をしていました。実りのある公演だったとつくづく感じましたね。打ち上げ会場となった劇場では、山口さん、凛さん、宮田さんが手料理を作って下さって、どれもこれも非常に美味しかったです!こんな豪華な打ち上げは初めてです!!
牧口さんも凛さんも絶好調で、最後までこの宴の中に居たかったのですが、子供を放って置く事も出来ないので渋々劇場を後にしました(T-T)

私は制作と言いながら大した事が出来ず、失敗ばかりあって今回かなりヘコみました・・・
周りの方々に色々御迷惑をお掛けして、本当にすいませんでした(><; 次回はもう少しマシになる様に頑張ります!そして『ポプコーンの降る街』に劣らない良い作品を創り上げる手助けをして行きたいと思います。

最後に、受付を手伝って下さった戸張ちゃん、友里枝さん、杉本さん、伊瀬P、そして全日助けて頂いた朧太夫さん、本当にありがとうございました。そして皆さんお疲れ様でした!