劇団大樹 第5回公演
マンハッタンの女たち  於:アール・ヴィゴ


マンハッタン、アッパーウエストサイドにあるロンダ・ルイーズのアパート。

3人の女達は着飾り、男抜きのディナーを楽しんでいた。“ロンダ・ルイーズ”は南部出身の28歳。“ビリー”は30歳で既婚者。そしてコネチカット出身のヤンキー娘“ジュディ”30歳である。

夕食を終え、ジュディはひと休み。ロンダとビリーはワインを飲みながら会話を楽しんでいた。ところが突然ビリーが「着飾った自分達の美しさを無駄にしている…男はどこなの!」とロンダに絡み始める。「“男抜き”と主張したのはあなたじゃない!?」 となだめるロンダに、ビリーはロンダの“男問題”を持ち出してしまう。これには頭に来たロンダ・ルイーズ。逆にビリーの“浮気性”を持ち出し反撃に出る。痛いところを突かれたビリー。今度は自分の結婚生活の不満や問題をぶちまける事によって対抗を始める。

こんな2人のやり取りを密かに楽しんでいたのが、寝たふりをしていたジュディ。
冷静に2人の会話を聞いていた彼女は、ロンダについて感じた疑問を打ち明ける。
涙ながらに訴えるロンダに対しジュディは「そういう事が私に起こったら嬉しいわ〜っ」と珍解答。それをキッカケにジュディは2人から質問攻め。ジュディの偏屈さと男に対する偏見に、2人とも呆れ返ってしまう。しかもジュディは、そんな自分に“プライド”すら感じているという有様。ビリーはそんなジュディに「ブラインド・デート」を提案し有無を言わせず実行に移す。ロンダは結果が楽しみと大はしゃぎ。

3人は、次の日曜日に、再びこの部屋で会うことを約束する。果たしてその結果は…







 
         
 
          ロンダ ・・・小宮山佳代 

           ビリー ・・・沢野まさみ

           ジュディ・・・橋本潤子

           ボ   ブ・・・せんべ

           デューク・・・川野誠一
          作  ・・・J.P シャンリィ 

        翻   訳・・・鈴木小百合

        演   出・・・川野誠一
       
        音   楽・・・永野浩資
       
        音   響・・・都築和音
       
        照   明・・・和田秀憲
       
        舞台監督・・・倉田照三
       
        舞台美術・・・倉田照三
       
        宣伝美術・・・宮崎敦吉

        舞台写真・・・中川忠満
       
        資材協力・・・遅塚孝一
       
        印   刷・・・ナール印刷

        ナレーター・・・フェリシア・ゴンザレス
       
        協   力・・・山田 純 深沢 学
                堤 伸正 岡 正弘
                浮々雲々団/24時間企画
       
        制作補助・・・PURIN

        企画製作・・・劇団大樹
       
        協   賛・・・KAMAK メガネのサワノ
                ナール印刷 キング理髪