川野誠一
Kawano Seiichi
まだ養成所に通っている頃でした。稽古用の課題として「赤いコート」という作品に出会いました。それが僕とシャンリィとの出会いでした。あの時ほど純粋に役と向き合えたことはありませんでした。お芝居をして誉められたのはそれが最初だったかも知れません。後にそれが「お月さまへようこそ」という戯曲の一編だということを知りました。僕がこの作品をいつか自分の手で上演するであろうことは・・・あの時から知っていたのです。それはちっとも特別なことではなかったのです。



田中香子
tanaka yoshiko
生まれて初めて、天体望遠鏡で月を見ました。地表の質感やハッキリと球体を感じさせる鏡像に大感動。都会の月、田舎の月、遠い月、近い月、赤い月、青い月、満ちた月、欠けた月、おぼろげな月・・・人の心にも似たこの衛星に、誰もが満たされたり惑わされたり。さて月がタイトルのこの作品、どんな舞台に仕上がるか、こうご期待。月明かりを感じるような空間を、皆さんと共有したいなあと、私は思っています。



三好孝之
miyoshi takayuki
狂気 神秘 癒し 旅の道標など 色々ありますが、この月の出逢いは 私に、何をもたらすんでしょうか。楽しみです。


平野めぐみ
hirano megumi
はじめましての事がいっーぱいの舞台!!
山口さん風味のシャンリーに、どっぷり浸かりたいと思います♪


古木知彦
kogi tomohiko
3年ほど前に、一人でサンフランシスコに行った時のこと。夜、滞在していた友人宅まで終電で帰ったのですが、なんと寝過ごしてしまい、見知らぬ終点の駅で一人途方に暮れていました。その友人に連絡が付くまでの約1時間、駅の公衆電話に向かいながら孤独を感じつつ、お月さまを眺めていました。「日本で見るお月さまも同じお月さまなんだなあ」と想いながら。でも最近はお月さまを見てません。小さい頃はもっと眺めてた気がしますが。何ででしょう?幼き頃の自分はお月さまを見て何を想っていたのでしょうか。謎です。

柴田かよ
shibata kayo
満点の星空を仰ぎ見た記憶…あまりのスケールに怖くて目をつぶる。こんな壮大な装置の中で一人で生きていける筈がない。 孤独…そんな闇などあるもんかと、強がり生きる今日この頃。この‘女’が慰めてくれそうだ・・・

山田 純
Yamada Jun
お月様にはうさぎがいます。ちゃんとお餅をついてます。目をこらしてよ〜く見ると、うっすらと形が浮んできます。私はいつまでもお伽話を信じています。今回はなんとな〜く不思議なんだか哲学なんだか見る人によって全然違う話だなぁ。私は楽しい方が好きなので、大人のお伽話を目指します。大変そうな役もいただいてしまったし、大変そうに見えないように頑張らなきゃ!うさぎさんに応援してもらおう。