![]()
![]()
つい先日、公演のベンチで、ひと休みしていた時の事。 見知らぬ男性が、同じく、ひと休みする為に、隣にすわった。 お互い無言で挨拶する。 タバコを吸いながら男性は、独り言のように、話し掛けて来ました。 わたし、病気になりましてねぇ。仕事できなくなっちゃったんです。 販売の仕事で、重い荷物を待ち運ばなければならないんです。 仕事やめようか、どうしょうか、悩んでいるんです。妻も子供もいる身で… 本当に困っちゃって… それで今、友人の所へ相談に行って来たんですよ。 そしたら、はっきり言われました。仕事、やめなさい! あなたは、今の仕事に向いてない。 ホッとしました。 それからゆっくりと煙をはきだすと、笑顔で立ち去って行かれました。 すごく気持ちが良かった。 私も心底、ホッとしました。 明日が見えた気がしました。 他人の幸せが、自分のものになったひとときでした。 |
セピア色した古びた箱から、いったい何が出て来るのか、楽しみです。 |
私は昔から、物事には白黒ハッキリつけたい性格で、その為わからないままでいることがあると、 消化不良を起こし、悶々としてしまうことが多々ありました。 しかし時が経つにつれ、大切なのは 「事実」 ではなく 「真実」 なのではないか、と思うようになりました。 自分の中だけにある、確かな真実。 周りになにをされようとも、どう思われようとも、偽りなく自分の真実を持ち続けようとする思い。 その思いは、とても人を強くさせ、そして 「事実」 を超えていくと思うのです。 今回の作品 「ひめごと」 は、そんな 「自分の真実」 を感じる作品のように思います。 この作品に携わることで、まだ今まで自分の中に見えていなかった真実に、気づかされるような気がします。それは少し怖くもあり、楽しみでもあります。 精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします! |
6月に入ってから舞台づいた今年、この作品が、4本目のお芝居になります。 半年で4本… 確かに、演り過ぎだというご指摘も… でも、僕としては、声かけて頂ける内が華… の思いは変わりませんので…。 一年振りの 「み群作品」。 顔馴染みの方々と…。 初めての皆さんと…。 あの不思議な雰囲気に再び浸れる楽しさ… ドキドキ、ワクワクしながらの稽古です、 あ、又美味しい珈琲、飲める! 山口さんに感謝! |
年を経る毎に、加速をつけて迫り来る 「生きていくことの厳しさ」。 でも、だからこそ人は生きるのでしょう。 そして同時に 「経験」 という何ものにも代え難い宝を得られる喜び。その深みのようなものを、二十五絃箏という楽器で音楽の力を借りて、少しでも表現できればと思っております。 今回お話をいただき、大変嬉しくて、すぐにお返事致しました。 嬉しさと責任感を一緒に噛みしめつつも、作っていく過程と本番が楽しみでワクワクしていますので、 是非皆さまいらして下さい! |
「ひめごと」 にあたって。 台本をいただき… 泣きました・・ 電車の中で、一目もはばからず泣きました・・・ 自分と亡き母を思い出し、泣きました・・ どんな舞台装飾を考えようかと思う前に、涙で台本が濡れました。 こんな素敵な作品にかかわれることを、心から感謝いたします。 晩秋の一場面を切り取った景色を、幻想的に表現できれば幸いです。 キーポイントは 「柿」 です。 |