 |
今回の舞台美術を担当して・・ 台本を頂き、まず思い出したのが、神奈川県F市の実家となりの病院でした・・ 繁華街から近いのに、森のように緑に囲まれ、入り口には、大きな樫の木。昭和初期に立てられた建物は、ノスタルジックな雰囲気を出していて、病院=生死と思っていた子供心に「お化けがでそ〜 ちょっと恐い〜」と感じて、よく母を困らせたことを思い出します。今は近代化された6階立ての総合病院になってしまいましたが、入り口には、以前と変わらず大きな樫の木が繁り、行き交う私たちを見守っている感じがします。ああ〜あんなイメージなのかな〜 時間を戻して、子供の頃の私に帰ります。
能の宝生流世宗家17世宗家/宝生九郎重英を祖父に、舞踏演出家/横井茂を父に持ち、祖母、母は草月流の華道家という環境の中で育ち、幼少より母、紅花から生け花の手ほどきを受ける。武蔵野美術大学空間デザイン科卒。卒業後、広告代理店に入り、ディスプレイ、スタジオデザインを手がける。退社後、華道家として、能、現代劇の舞台美術などにも創作の場を広げる。「世界らん展日本大賞入選」「バルセロナ記念能」「劇団昴本公演」「HNK文化センタープレゼンツ能公演」「MTV
in 鎌倉宮」など。07年には、「世界のフラワーアーチスト27人」に選出される、また、観世能楽堂において、能「半蔀」立花供養の大役を務める。月刊フラワーショップにて花コラムを執筆連載。現在、都内、神奈川において花教室「アトリエ紅」を主宰。劇団大樹では「月と語りとアンサンブル〜み群杏子の世界〜」「ひめごと」の花美術として、舞台空間をコーディネート。
|